四半世紀の赤い真実

今日は母の誕生日でした。過去形にするにはまだ1時間半はありますが。
ということで、父が薔薇の花束を買って帰ってきました。
何これどうしたの？！どんな心境の変化？と思わず目を疑ってしまうのは御愛嬌。
今年は両親も結婚25年目、銀婚式の年なのでその点意識しているのかもしれません。
薔薇の花束なんて母曰く四半世紀ぶりだそうで。とても嬉しそうにしたのが印象的でした。
やはり薔薇の花束の威力って凄いんですね。
それこそ昔は男性が女性に花束を贈るような人は殆どおらず、こんな田舎で花を贈る人なんているのだな、というのが当時の母の感想で。そこから24年。記念となる年に再び貰ったとなると感慨も一入なのでしょうね。
明日の朝には花が開いてしまうと言うので今夜の内に写真を撮っておいたのですが、如何せん古臭い携帯電話のカメラ機能です。画質が悪いったらありゃしない。あと構図のセンスが無い。アップにしたら悲惨なことになったよ。
関係ないけど、花屋さんって薔薇のように棘のある花は機械で棘を除去するものではないのでしょうか。ガッツリ棘まみれで手にブスブス刺さって痛かったんだけど。私がテレビで見た花屋は棘の処理してたよ。田舎だからその辺徹底してなくて緩いのか。それともテレビの取材が来るようなしっかりした店だからなのか。分かりませんが、痛い思いをしながら花瓶に移す作業をしなければならない貰った側の複雑な気持ちをどうしろと。それでも嬉しいものなのでしょうけどね……。
私には赤いリボンで無害な薔薇を作ってあげる方が性に合っているようです。
薔薇よりも欲しい花がある女もいるのだと、考え及んでくれる男性はどれだけいるのでしょうね。