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いつでもみんなの先頭切って走ってゆくキミの背中が好きだった。
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・死にかけな主従の話
従者「私、今まではあなたより一秒でも早く死にたいと思っていたけれど、今はあなたより五秒だけ長く生きたいと思います。それはね……」
という話。理由も考えているけど単純すぎるから考え直そうかとも思っている

・そういえばあと3ヶ月で同居して3年経つね、と言ったら翌日にその同居人が失踪したという話
『千夜一夜物語』が気になりすぎてどうにか1000夜に因んだ話が書けないかと考えた結果
細かい設定は何一つ考えていない。最悪の場合江國香織的ファンタジーで誤魔化そう

・何度も何度も転生を繰り返すけれど、どうしてかしら。初恋は毎回必ずあなたなの

・勇者♂と魔王♀の間に設けた子ども♂が将来勇者となって親である魔王を殺す
勇者となった子どもが魔王の首を国王に献上したと父親に告げると、父親は子に真実を何ひとつ告げることなく魔王の後を追って死んでしまった

・人間の凶刃によって屠られた先代魔王の側室の話
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・不思議の国のアリスよりハートの女王がまだ王女の頃、王女が初めて斬首刑を宣告したのは王女に恋する庭師の青年だったという話。その庭師の首は女王の寝室から眺められる庭の一角に埋められているとかいないとか

・ある男が好いた女と夫婦になった。だが男に子種がないことが判明し、離婚。そんな男が女子高生と恋仲になったが云々という話

・桃太郎が鬼ヶ島で鬼退治をしてから数世紀後。桃太郎により鬼は絶滅させられたが、鬼と連れ去られた人間の女らとの間に生まれた子供は女らに嘆願され殺せなかった。そのまま島に残った女と鬼と人間のハーフたち。そのまま鬼ヶ島は外との関わりを絶ち、数世紀が経った現代。ハーフの子孫が交配を繰り返した結果、鬼ヶ島には鬼とも人間ともそのハーフともいえない、何ともおぞましい生き物が生まれていた

・「首にボールペン」というメモが見つかったがその時自分が何を思っていたのか分からない
毎日泣きながら暮らす子鬼の話
誕生日のご馳走として連れて来られた人間(年上)の片腕を食べた後にその人間に恋をしてしまった子鬼。片腕を失って不便そうに暮らす人間を見て後悔。
食べることも出来ず村に帰すことも出来ずに苦悩する日々。
ご馳走である人間を食べようとしない我が子を心配し、人里から乳飲み子を攫ってくる親。
美味そうな赤ちゃんを食べてしまう子鬼。人間を美味いと思ってしまう自分に嫌悪。
人間に嫌われたくなくて毎日泣きながら何も食べれず衰弱していく子鬼。

人間の村を襲って金銀財宝(宝飾品)を奪ってきた鬼。それは好きな鬼に贈るためだった。だが好きな雌鬼に渡そうとすると「何故人間の村を襲うの?私はそんなもの要らない。返して来なさい」と突っ返される。嫌われたくなくて渋々人間の村に財宝を返しに行く鬼。姿を見られると騒がれて面倒なので村の入口手前に財宝を置いて引き返そうとするが、帰ってきた桃太郎と出くわし、退治(殺)されてしまった。鬼が殺されたことを知った雌鬼は自分を責め人間へ復讐することを決意。本当は雌鬼も鬼が好きだった。

ガラスの靴で靴ずれを起こしたシンデレラ(逃げられない)

心臓を病魔に侵され次第に弱っていく恋人。
もし自分が恋人の心臓だったなら病気なんて克服してもっと長生きさせてあげるのに、と思っていたら本当に恋人の心臓になってしまったという週間ストーリーランド的な話。
なんとなくホラーチックだから書けそうにもない。

ひつじのくにの『最後の羊』
助けて右手が凍え死ぬ!(左側にハロゲンヒーター)
ネタ帳を漁ってみれば「こんな小説書きたいなリスト」なるものが出来たので以下数点ほど。


白雪姫に登場する鏡は女王のことが好きで「貴女様が1番美しいです」と嘘を吐いた。
だが「真実の鏡」は世界に1つだけという訳ではなかった。
その後他国の商人に「真実の鏡」を献上され嘘が発覚し、怒り狂った女王に割られてしまうがそれでも鏡は幸福だという話。
(女王目線の話もあったらいいな)

言葉を持たない人魚姫は王子に近付き取り入ろうとしていたことでスパイ容疑をかけられていた。
そして姉に渡された短剣を持って王子の部屋へ忍び込むも返り討ちにされてしまう話。

家庭教師の継母が大好きなシンデレラ。
実母を殺して養子に入り、家事を一手に引き受けることで尽くすが、継母は自分を置いてパーティに出掛けてしまった。
密かに追いかけた城で王子に見初められ逃げ出すも家を突きとめられ権力に屈し渋々結婚。
継母一家はシンデレラに非道な扱いをしていたとし、罪に問われ処刑。
事実を知ったシンデレラは王子を殺害しようとするも失敗・その場で衛兵に殺される。


……あれなんかみんな死んでね?
童話って残酷ですね。(……)
ちなみに人魚姫は王様と深海に追放された魔女との間にできた子どもという設定のものもあったりする。
こっちはハッピーエンドになりそうですよね。
サッパリとした話が書きたいなー。
あなたと永久に約束が出来ぬように、右手の小指を切りました。
あなたと永遠に誓えぬように、左手の薬指を切りました。
ああ、それでも欲張りな私には足りないのでしょうか。
あれから3年が経った。
3年という年月は決して短いものではないが、目覚ましい変化が起きるほどの長さでもなかった。

この3年で変わったことといえば、同僚の宮本のとこにこどもができたことと、幼馴染みの松谷のお袋さんが亡くなったことと、あと同じアパートの佐藤さんが借金を抱えて夜逃げしたことくらい。
――強いて挙げるなら、市立図書館が閉館になって移設されたくらいか。

今宵、窓の外で星が割れた。
ロマンチックな夜ねと彼女は言った。
月光がオリーブ園を照らし出し、澄まし顔の猫はこの庭はわたしのものよと威張り散らして歩いている。
ロバと羊飼いの宴。
梟だけが見知らぬ顔。
ああ、でもお気をつけよ。
飢えた獣ほど牙を隠すもの。
たららん たららん たららん たん
ステップを踏んで、でも足音は立てないで。
踏切を跨ぐ夜明けの3歩手前。
太陽が夜を切り裂けば、星も月も猫も獣も、みんな家に帰るから。
地面を焼いて僕らを燃やして。
朝日は街を犯してゆく。
デートコースは家路を辿る。
さあ、目を閉じよう。次の終わりが来るまでは。
痛みとともに眠りにつく僕。
冷たいシングルベッドだけが泣いていた。
落ちた腕。
焦げつくマルボロ。
カーテンを閉めれば彼女の面影すら儚く霞む。
待ってくれ、まだ眠りたくないんだ時間をおくれよ。
喉が渇いて仕方ない。
あの光の欠片を飲み込めば、生き残れると信じた昨日。

そして気がつく。
そうか獣は僕だった。
 

昔惚れた女を喰った。人間だった。
そいつは俺が鬼でなくなることが嫌だったらしい。喰えと言われた。喰った。
美味いとは思わなかった。
 
お願いピーターパン、今すぐわたしを殺しにきて!

(12時の鐘が鳴る、その前に)
ねえ、来世の約束をしましょう。
もし私が死んだら、私の小指を切り取って。
そしたら、私は次に生まれてくるとき、小指をなくして生まれるから。
だから、何処にいてもちゃんと見つけてね。
それがあなたにだけ分かる私の証だから。
約束。ね。
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