我が家的スベらない話

昨日親と話していて思ったのですが、円周率100桁くらいは常に言えた方が良いなぁと。
うちの父は数学に関してはうるさくて、円周率を3.14で表すことを嫌っているのです。
じゃあ何なら良いの？と訊くと「π」と一言。いや確かに厳密に言うとそうなんだけどさ…。
小学生に小数点の計算をさせる機会ですし、3よりはマシじゃあありませんかと。
そんな話をしていると唐突に「（姉）は50桁くらいは言えるんだったか？」と言う父。
この件に関しては我が家で鉄板となってるネタがあるのですが、
その昔姉が中2、榛名が中1の時、2年の数学の担当が「俺は円周率30桁暗記しているが、それ以上覚えている奴はいるか？」と自慢気に言ってきたのだそうです。
そこで空気を読むことをしない姉が「100桁言えます」と、教科書も見ないでスラスラと淀みなく100桁を言いきって自惚れ教師の鼻をへし折ってやったと。その教科書には円周率が何百桁か載っているので、クラス全員が証人です。
そして姉は「今日こんなことがあった」と家族に報告するとともに「もし来年その人が数学の担当になった時の為にお前も円周率100桁は覚えておきなさい」ということがありまして。
姉曰く「100桁書くのは簡単だけど、途中で詰まることなる流れるように言うことが大事」とのこと。
流石我が姉ながら容赦がない。
両親は今でもその快絶なる話を非常に気に入っていて話題になる度バカ笑いしていたりしますが、私なら教師に逆恨みされるのが怖くてそんな真似出来ないよ姉ちゃん…。勿論覚えましたけどね、100桁。
結局翌年その教師に数学を教わることになったのですが、昨年痛い目を見たからかその妹がいるからか、何のアクションもなく終わりました。覚え損ですね。
しかし10桁ずつ語呂合わせで覚えたので、今となってはその10桁の組み合わせの順番が分からなくなってしまい、確信を持ってスラスラと言えるのは40桁までとなってしまいました。
でも組み合わせを覚えなおすだけなので10年前に比べたら断然楽な作業でしょうので、またちゃんと正確に覚えなおしてみようかなぁという気が起こりました。
しかし姉はいつ「40から始めるボケ防止」的な本を読んだのでしょう。10代前半の娘が読む本か。
今その本を探すとなるとどの本棚に並んでいるのやら探すのに苦労しそうです。
10年前と比べると見事に本も増えたものだ。探すところからまず頑張ってみます。
待ってろ円周率。