いつでもみんなの先頭切って走ってゆくキミの背中が好きだった。
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さて、映画『ゴールデン・スランバー』観ました。
原作を読んでないからでしょうか。一体どういうこっちゃ。いや、どういうこっちゃは違いますね。
ただトンデモ設定が過ぎて…どういうモチベーションで見るのが正しかったのか。
とりあえず内容整理。
主人公の青柳は友人の森田の呼び出され、なんだかんだで首相殺人犯に仕立て上げられる。
(森田は借金の清算を条件に以来を受けた。最終的に青柳に真相のヒントを教えた後爆死)
問答無用で銃をぶっ放す警察に犯人として追われつつ、仲間に助けられ逃げに逃げる青柳。
テレビの生放送にて真相を語ろうとするも警察の妨害により断念。
逮捕の危機に晒された青柳は地下水路を使って逃亡。
警察は数か月後に発見された水死体(替え玉)を青柳と説明。だが青柳は生きていた。
大型デパートのエレベーターにて元カノ晴子一家とばったり遭遇。(青柳は整形)
お互いの存在に気付きつつもその場では無視。エレベーターから降りて元カノの娘が青柳の手に「たいへんよくできました」のスタンプを押して(晴子の指示)、終わり。
大分端折りましたがこんな感じかと。早送りしたから見落とした点はあるかも知れません。
私は犯人に仕立てられた主人公=逃げつつも真相を探ってラストには身の潔白を証明してハッピーエンド・という古典的な考えがあったので、ちょっと拍子抜けではありました。あれ、この人逃げるだけなの?と。
でもあの主人公だとそこまでアグレッシブには見えないし、その方がリアリティはあるなと思います。ただ設定自体リアリティが乏しいのでそこだけ現実味を追及されても…という感じですが。
でもそのような設定を無視して考えたらそれなりに良い話(※良い映画とは別)だと思います。
世間から首相殺人の家族として誹謗中傷を受けるも息子の無実を確信してマスコミに応える父親の姿。まさかのシーマン登場、連続通り魔三浦という謎のキャラ(本当に謎)、北に逃亡=ロックの方程式、花火の発射スイッチを押した晴子の「行け、青柳屋」(玉屋鍵屋的な意味で)、自分の命を救ったのが亡き森田の持ち物であるiPodだったり、そのiPodには映画のタイトルにもなっているビートルズの「Golden Slumbers」が入っていたりだとか。
何よりちょいちょい挟まれる過去の回想シーンは素敵でした。
竹内結子カワイくない?本当に若く見えた。そして青春の雰囲気がよく出てました。
「Golden Slumbers」という曲をこの度初めて知りましたが、この使い方が絶妙で。
その点だけは素直に評価できると思います。あくまで私の中ではですけど。
青春時代の仲間との絆。人と人とのつながり。
それを伝えたいのだとは思いますが、如何せん押しが弱いというか。物足りないというか。
いや、そりゃあ自分が全国民から「あいつが犯人だ」と思われている中「あいつはそんな奴じゃない」と信じて国家権力すらも欺いて行動を起こしてくれる仲間の素晴らしさというのは分かりますが。
言うなればその友人たちにもっと希少価値を見出しても良かった気はします。
見事に皆助けてくれたじゃないですか。森田とカズはまぁ不可抗力として。
2年前に助けただけのアイドルですら借りを返したいと協力してくれる訳です。
因みに私は青柳と同僚の運送会社の兄ちゃんと同じタイプかと。
青柳の逃走を助けつつも、自分の保身を図るために警察にお前を売るフリをするよ、という。
後は勝手に逃げてくれ、みたいな。1番都合の良いヤツじゃないですか、こいつ。
でもこの彼が本気で青柳を売ったら面白いと思うのですが。でもそういう展開は時間的にも厳しいしコンセプトの崩壊もいいとこですよね。だから却下。
ツッコミどころを除いた感想だと、こんな感じでしょうか。
正直あまり質が良いとは思えません……。
いちいち要らないことを考えさせられる。その割に不可解な点が多すぎて、私のような人間には向かないなと。
ただキャスティングはカッチリ嵌っていたと思います。無理がなく見れました。
役者さんたちの演技も総じて文句無し。だからつまり、ストーリーですよね。
小説でどのような構成になっているのかは知りませんが、映画としては失敗じゃないかなーと。
最後に今回私が学んだこと。「「オズワルド」」ジャクリーヌと併せて覚えておきます。
以上、勝手な感想でした。
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原作を読んでないからでしょうか。一体どういうこっちゃ。いや、どういうこっちゃは違いますね。
ただトンデモ設定が過ぎて…どういうモチベーションで見るのが正しかったのか。
とりあえず内容整理。
主人公の青柳は友人の森田の呼び出され、なんだかんだで首相殺人犯に仕立て上げられる。
(森田は借金の清算を条件に以来を受けた。最終的に青柳に真相のヒントを教えた後爆死)
問答無用で銃をぶっ放す警察に犯人として追われつつ、仲間に助けられ逃げに逃げる青柳。
テレビの生放送にて真相を語ろうとするも警察の妨害により断念。
逮捕の危機に晒された青柳は地下水路を使って逃亡。
警察は数か月後に発見された水死体(替え玉)を青柳と説明。だが青柳は生きていた。
大型デパートのエレベーターにて元カノ晴子一家とばったり遭遇。(青柳は整形)
お互いの存在に気付きつつもその場では無視。エレベーターから降りて元カノの娘が青柳の手に「たいへんよくできました」のスタンプを押して(晴子の指示)、終わり。
大分端折りましたがこんな感じかと。早送りしたから見落とした点はあるかも知れません。
私は犯人に仕立てられた主人公=逃げつつも真相を探ってラストには身の潔白を証明してハッピーエンド・という古典的な考えがあったので、ちょっと拍子抜けではありました。あれ、この人逃げるだけなの?と。
でもあの主人公だとそこまでアグレッシブには見えないし、その方がリアリティはあるなと思います。ただ設定自体リアリティが乏しいのでそこだけ現実味を追及されても…という感じですが。
でもそのような設定を無視して考えたらそれなりに良い話(※良い映画とは別)だと思います。
世間から首相殺人の家族として誹謗中傷を受けるも息子の無実を確信してマスコミに応える父親の姿。まさかのシーマン登場、連続通り魔三浦という謎のキャラ(本当に謎)、北に逃亡=ロックの方程式、花火の発射スイッチを押した晴子の「行け、青柳屋」(玉屋鍵屋的な意味で)、自分の命を救ったのが亡き森田の持ち物であるiPodだったり、そのiPodには映画のタイトルにもなっているビートルズの「Golden Slumbers」が入っていたりだとか。
何よりちょいちょい挟まれる過去の回想シーンは素敵でした。
竹内結子カワイくない?本当に若く見えた。そして青春の雰囲気がよく出てました。
「Golden Slumbers」という曲をこの度初めて知りましたが、この使い方が絶妙で。
その点だけは素直に評価できると思います。あくまで私の中ではですけど。
青春時代の仲間との絆。人と人とのつながり。
それを伝えたいのだとは思いますが、如何せん押しが弱いというか。物足りないというか。
いや、そりゃあ自分が全国民から「あいつが犯人だ」と思われている中「あいつはそんな奴じゃない」と信じて国家権力すらも欺いて行動を起こしてくれる仲間の素晴らしさというのは分かりますが。
言うなればその友人たちにもっと希少価値を見出しても良かった気はします。
見事に皆助けてくれたじゃないですか。森田とカズはまぁ不可抗力として。
2年前に助けただけのアイドルですら借りを返したいと協力してくれる訳です。
因みに私は青柳と同僚の運送会社の兄ちゃんと同じタイプかと。
青柳の逃走を助けつつも、自分の保身を図るために警察にお前を売るフリをするよ、という。
後は勝手に逃げてくれ、みたいな。1番都合の良いヤツじゃないですか、こいつ。
でもこの彼が本気で青柳を売ったら面白いと思うのですが。でもそういう展開は時間的にも厳しいしコンセプトの崩壊もいいとこですよね。だから却下。
ツッコミどころを除いた感想だと、こんな感じでしょうか。
正直あまり質が良いとは思えません……。
いちいち要らないことを考えさせられる。その割に不可解な点が多すぎて、私のような人間には向かないなと。
ただキャスティングはカッチリ嵌っていたと思います。無理がなく見れました。
役者さんたちの演技も総じて文句無し。だからつまり、ストーリーですよね。
小説でどのような構成になっているのかは知りませんが、映画としては失敗じゃないかなーと。
最後に今回私が学んだこと。「「オズワルド」」ジャクリーヌと併せて覚えておきます。
以上、勝手な感想でした。