世知辛い世の中だ

カステラはぐはぐ。
朝食は祖母のいとこの置き土産のカステラです喉渇く。
さてさて、話し相手が欲しいと言って何の用かと思えば墓守をしてくれとのことで。
どうやら一人っ子で子供はなし、夫は死別、夫の親戚とは折り合いが悪くて頼りたくない。遺産はやるから墓守をしてくれ、と。
なんか初対面でなかなかの荷物抱えてきたなという感じですが。
一人っ子で子なし……一人っ子というのも愛情と同等の責任が圧し掛かるものですね。
やっぱり複数の子孫を残した方が良いのか。……こんな言い方をすると産みたくなくなりそうです。
とりあえず本当に初対面で連絡も取り合ったこともない、存在を認識してもいない見ず知らずの他人という間柄だったので断ったと聞きました。
薄情な言い方をしてしまえば面倒事でしかありえないので我が家の在り方としてはそれが正しいのだと思うけれど、ならばそのいとこさんはこれからどうするのだろうというのも気になります。
お墓の管理、遺産相続、生きるも死ぬも柵だらけ。
とりあえず最低限のコミュニティである「家族」というものを築くということに少し前向きになってみようかと思いました。本当はこの義務感みたいなものに駆られる必要もなく自然とそういう方向に意識が向けられたら良いのですが。