いつでもみんなの先頭切って走ってゆくキミの背中が好きだった。
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『ライアーゲーム再生』観ました。
感想を一言でまとめるなら「『ライアーゲーム』だしこんなものか」といったところ。
最初から映画の制作チームに期待をしていなければ、まあ妥当なところだろうと思いますが。
とりあえずまだまだ公開中なので、出来るだけ本筋に触れるようなネタバレは控えて感想を書きたいと思います。
まず、TVで流されている予告CMでは「ピエロっぽい格好の人が芸人ワッキーの持ちネタ"オバケの救急車”チックな謎の動きをするシーンがあったと思うのですが、あれ、本編で見なかったような気がするのですが。カットになったとかそんなことあるの?私が気を抜いていてスクリーンを注視していなかっただけ?この現象は本当に謎でした。
そして映画公開前に「秋山はファインルステージを終えて直と別れた後、単身外国へ渡り放浪。2年振りに母親の墓参りに帰国したところ、ライアーゲームへの誘いが…」といった記事を見かけたのですが、秋山、普通に日本で大学の講師をしていた模様。確かに「篠宮が自分の通っていた大学の講師である秋山に助けを求めた」という情報は入ってきていたのですが、メディアで情報が食い違っていると一体何が正しいの?と一人訝しく思っていました。
また予告でも言っていたように、この「イス取りゲーム」はファイナルステージで秋山によってライアーゲームを存続不可能にさせたことを恨んだ出資者が新たな主催者となって秋山に復讐するために仕組んだゲーム、ということでしたが、何故「人質」として前回のパートナー直ではなくほぼ無関係の篠宮を用意したのでしょう。
「エデンの園ゲーム」で真実の赤林檎を揃えられたのは、直の「信じて心をひとつに」というバカ正直などこまでも一途なひた向きさがプレイヤーの心を動かしたのであって、結果としてライアーゲームに打ち勝ったのは秋山の頭脳だけでは無いと思うのです。
秋山だけを破滅させる為なら「(もしかしたら自分1人で戦えるかも知れない)という勘違いをしてくれそうなほど賢く優秀な頭脳を持ち、秋山と関係が薄く秋山を裏切ってくれそうな人間」を用意したとして不思議ではないのですが。やはり直の存在は「秋山」を動かす為だけの駒という認識なのかと思うと少し「?」という気もします。
ところで主催者Ωは前回のライアーゲームファイナルの出資者ということですが、Ωは言動からして「赤林檎は揃わない」に賭けたと思うのですが、「多くの出資者が多額の負債により破滅し、ライアーゲームは継続不可能」と言われた中で優勝賞金20億はどこで用意したのでしょう。そもそもこの優勝賞金は自腹なのか出資者から集めた金なのかも分かりません。分からないのでスルーします。
では本編のツッコミどころを。
帝都大学、元詐欺師を講師をして呼ぶなんて無理がないか。
前科のある人間に「人間の心理」を未成年含む学生に教えさせるということに危機感は無いのか。
身元が分かった上で雇っているのか、学生やその親にバレた時の反発に対する対処はどう考えているのか。
といったことをずっと考えていました。まさか大野が糸を引いていたとでも言うのか。
また何食わぬ顔でしれっと心理学の本を出版している著者・秋山。
秋山という人間は本当によく分からない人間です…。
篠宮は何故「イス取りゲーム」でイスを見付けたのに隠すだけで座らなかったのか?
秋山は「前回の優勝者」と紹介をされたのに、何故誰も手を組もうと群がらなかったのか?一人勝ちした人間による裏切りの危険性を回避した?
秋山が人間くさい言動をしたらそれはフラグでしかない。
事務局員アリスの舌足らずな喋りが雰囲気ぶち壊し。アリスは何の因果があってライアーゲームに関わっているのかも気になるところですね。当然説明されませんでしたが。
渡辺いっけいの望みは何?
ライアーゲームに福永は必要不可欠?
「みんな大好き☆人間ドラマ」がお粗末すぎて泣けてくる。
反応が良ければ次回作も作っちゃおうかな☆とも取れるΩの台詞が嫌だ。
秋山深一を演じる松田翔太は「黒」神崎直を演じる戸田恵梨香は「妖艶な赤」
この対はそれはそれは美しかったのですが、篠宮優を演じる多部未華子の「純真の白」も対比としては成り立っていたので、個人的にはヒロインに多部ちゃんが抜擢されてもあまり違和感がありませんでした。
だから、まあ、結果「こんなもんだろ」と。
単純な嘘つきゲームとしては騙し騙されが折り重なって良かったんじゃないでしょうか。
1000円くらいの価値はあったと思うので、劇場で観てみるのも悪くないのでは。
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感想を一言でまとめるなら「『ライアーゲーム』だしこんなものか」といったところ。
最初から映画の制作チームに期待をしていなければ、まあ妥当なところだろうと思いますが。
とりあえずまだまだ公開中なので、出来るだけ本筋に触れるようなネタバレは控えて感想を書きたいと思います。
まず、TVで流されている予告CMでは「ピエロっぽい格好の人が芸人ワッキーの持ちネタ"オバケの救急車”チックな謎の動きをするシーンがあったと思うのですが、あれ、本編で見なかったような気がするのですが。カットになったとかそんなことあるの?私が気を抜いていてスクリーンを注視していなかっただけ?この現象は本当に謎でした。
そして映画公開前に「秋山はファインルステージを終えて直と別れた後、単身外国へ渡り放浪。2年振りに母親の墓参りに帰国したところ、ライアーゲームへの誘いが…」といった記事を見かけたのですが、秋山、普通に日本で大学の講師をしていた模様。確かに「篠宮が自分の通っていた大学の講師である秋山に助けを求めた」という情報は入ってきていたのですが、メディアで情報が食い違っていると一体何が正しいの?と一人訝しく思っていました。
また予告でも言っていたように、この「イス取りゲーム」はファイナルステージで秋山によってライアーゲームを存続不可能にさせたことを恨んだ出資者が新たな主催者となって秋山に復讐するために仕組んだゲーム、ということでしたが、何故「人質」として前回のパートナー直ではなくほぼ無関係の篠宮を用意したのでしょう。
「エデンの園ゲーム」で真実の赤林檎を揃えられたのは、直の「信じて心をひとつに」というバカ正直などこまでも一途なひた向きさがプレイヤーの心を動かしたのであって、結果としてライアーゲームに打ち勝ったのは秋山の頭脳だけでは無いと思うのです。
秋山だけを破滅させる為なら「(もしかしたら自分1人で戦えるかも知れない)という勘違いをしてくれそうなほど賢く優秀な頭脳を持ち、秋山と関係が薄く秋山を裏切ってくれそうな人間」を用意したとして不思議ではないのですが。やはり直の存在は「秋山」を動かす為だけの駒という認識なのかと思うと少し「?」という気もします。
ところで主催者Ωは前回のライアーゲームファイナルの出資者ということですが、Ωは言動からして「赤林檎は揃わない」に賭けたと思うのですが、「多くの出資者が多額の負債により破滅し、ライアーゲームは継続不可能」と言われた中で優勝賞金20億はどこで用意したのでしょう。そもそもこの優勝賞金は自腹なのか出資者から集めた金なのかも分かりません。分からないのでスルーします。
では本編のツッコミどころを。
帝都大学、元詐欺師を講師をして呼ぶなんて無理がないか。
前科のある人間に「人間の心理」を未成年含む学生に教えさせるということに危機感は無いのか。
身元が分かった上で雇っているのか、学生やその親にバレた時の反発に対する対処はどう考えているのか。
といったことをずっと考えていました。まさか大野が糸を引いていたとでも言うのか。
また何食わぬ顔でしれっと心理学の本を出版している著者・秋山。
秋山という人間は本当によく分からない人間です…。
篠宮は何故「イス取りゲーム」でイスを見付けたのに隠すだけで座らなかったのか?
秋山は「前回の優勝者」と紹介をされたのに、何故誰も手を組もうと群がらなかったのか?一人勝ちした人間による裏切りの危険性を回避した?
秋山が人間くさい言動をしたらそれはフラグでしかない。
事務局員アリスの舌足らずな喋りが雰囲気ぶち壊し。アリスは何の因果があってライアーゲームに関わっているのかも気になるところですね。当然説明されませんでしたが。
渡辺いっけいの望みは何?
ライアーゲームに福永は必要不可欠?
「みんな大好き☆人間ドラマ」がお粗末すぎて泣けてくる。
反応が良ければ次回作も作っちゃおうかな☆とも取れるΩの台詞が嫌だ。
秋山深一を演じる松田翔太は「黒」神崎直を演じる戸田恵梨香は「妖艶な赤」
この対はそれはそれは美しかったのですが、篠宮優を演じる多部未華子の「純真の白」も対比としては成り立っていたので、個人的にはヒロインに多部ちゃんが抜擢されてもあまり違和感がありませんでした。
だから、まあ、結果「こんなもんだろ」と。
単純な嘘つきゲームとしては騙し騙されが折り重なって良かったんじゃないでしょうか。
1000円くらいの価値はあったと思うので、劇場で観てみるのも悪くないのでは。