拝啓、二十歳の自分

小学生の時に学校の校庭に埋めたタイムカプセルが手元に届きました。
正確には思い出の品は無く手紙だけですが。
私はタイムカプセルを掘り起こす日に参加しなかったので、友人が保管してくれているということを1年以上前に聞き、この度ようやく晴れて自分の手元に戻ってきた訳です。
そういやこんな封筒持ってたなー懐かしいなーと思いつつ恥を忍んで開封。
ガキの頃を振り返るのは抵抗があるなーと思っていました。いたのですが。
どうやら自分、12歳にして他人に読まれることを前提とした手紙を書いていたようです。
話口調なんだけど、ところどころカタい。そして当たり障りのない内容。
とりあえずその時から既にネットで小説漬けだということが分かりました。
まぁ分かるとかいう以前に忘れてもないので意味のないものですね。
そんな昔から捻くれてたのか、自分。
やっぱり9年も経つとそんな小細工なんて見透かせてしまいましたか。
うーん、見て恥ずかしいと思うほど酷い内容でもなかったけど、見たところで何の感慨も湧かないな。
本当は親の老後の楽しみの1つとして「幼き日の榛名」コレクションに加えてあげようかと思ったのですが、あのような内容では意味がないような気もします。
でもまぁ、友人から自分の管理下に移ったというだけでも良しとしましょう。
そして心置きなくその存在を忘れよう。（どっちにしろ黒歴史）