いつでもみんなの先頭切って走ってゆくキミの背中が好きだった。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「オイ沖田、お前ンなとこに座り込んで何やってんの?」
「あぁ、土方さんじゃないですか」
「あんだぁ? 何かと思ったら蒲公英じゃねぇか。なに、お前こんなん見てたの?」
「えぇ、ヤツらふわふわ飛んでって何処にでも根付いちまう。雑草魂ってヤツですかねぇ」
「お前この花好きなのか」
「……さぁ、どうでしょう」
まったく、にやり、という笑みがよく似合う奴だ。
それでも、本当に好きなんだなぁとは思ったけど。
……今度その花をあしらった小物でも贈ってやろうかね。ま、パチンコで勝ったらのハナシだけど。
(だってやさしい目をして笑ってたから、)
PR