血の繋がり

かんにさわる＝癪に障る、と書くのですね。
素人さんの書く小説で「感に触る」という表現を何回も見かけるものだから、それは違うだろうと思いつつ自分が間違ってるのか！？という蟠りがとけました。
あースッキリ。

そんな私の癪に障る出来事。
家に泥棒が来ました。出たんじゃなくて来たんです。
その正体は父方の叔父。
この人は本当に私の父と兄弟なのだろうか？と思うほど頼りなさげな人で、厳格な父とは随分と離れた性格をしています。
このル○ージめ！←
一応親族として名誉のために言うと、してるのは泥棒じゃなくて借りパクですけど。
うちの祖母に既に200万円もの借金があるにも関わらず、更に金を貸してくれと(泣きついて)来ました。
数ヶ月前は父に金貸してくれと電話がありましたが、母がバッサリ断りました。
一家5人中4人が働いてる家で何故金に困るようなことがあるのだ、と頭を抱えたくなります。
近年ではお盆や正月でさえも息子を代理に本家へ遣わせたりして。
亡くなった祖父は遠方に住む孫からの年賀状を楽しみにしてたのに、挨拶に来なければ年賀状も無い。
こういうのって親がちゃんと躾するものでしょう？
もう叶わないと思うと可哀想でした。
奥さんには期待もしていません。随分とルーズな人だということは十分分かっているので。
と言っても、祖母や父にとっては家族で末っ子なので甘くなるというものです。
お金、渡しちゃいました。
「貸す」という名目ですが返って来ることは無いでしょう。
本当に借用書書いてもらわなきゃ駄目かも知れない。
昔はただ優しいだけの人だと思ってたのに、真実を知ってしまうと見方も変わるというものです。
叔父一家にストレスを溜めまくった母が私にも愚痴を溢すようになったので、その影響かと。
……お金の話で未だに扶養家族である私が口を出すのは筋違いだろうので、何も言いませんが。
「友人・家族にも金は貸すな」というのは母の受け売りです。
それを固く守ろうと思った20の冬。