小さきもの

人生で一度は言ってみたい台詞。
「同情するなら金をくれ！」
私は自分のことを惨めで哀れな風にブログに書いて友人に見せて同情で泣いてもらって満足するようなことはしたくありません。
限定的に見えたらそれは正解です。実例なので。
それは自分の誇りを尊厳を貶める行為だと私は思っています。
同情されて“可哀想な人”と見られて何が嬉しいものか！
一時は悲劇性に浸っていられるかも知れません。
でも我に返れば自分のことを見るその視線は優越感に塗れている。
それに気付かず誇らしげに自慢するなんて愚の骨頂。
プライドなんて無い、愚かで良いと言われたらそれまでの話です。
でも私は、同情して欲しいんじゃない。ただ理解して欲しかっただけ。
痛みや苦しみを胸の内に抱えるには、容量が小さすぎただけ。
誰にも理解されない叫びを訴える訳にはいかないから、こうして私は毒を吐いています。
誰にも届かなくて良い。
私が私である為に、「私」を崩さないでいる為に、心の一部を預けるよ。